新型民間介護保険の特徴をお伝えします。
■セント・プラス少額短期保険(株)の介護保険
2011年7月にセント・プラス少額短期保険(株)が「介護保険上乗せ費用補償保険」「調理費用補償保険」「調理費用補償保険」の販売を開始しました。
保険対象年齢は、60歳~100歳までで、初回契約は要介護2まで、2回目以降の再契約は、要介護5までの方が加入できます。
給付金の支払いは、要介護3以上の認定を受け、かつ各保険の補償対象となる事由が発生したときとなります。
■アイアル少額短期保険(株)の介護保険
9月にはアイアル少額短期保険(株)から「介護サービス受給保障保険」が販売されました。Ⅰ型(健康な方用)とⅡ型(要介護者用)があります。
要介護1以上になった場合にⅠ型は一時金として50万円、Ⅱ型は5万円受取ることができます。以降Ⅰ・Ⅱ型とも1年間毎月10%の自己負担分の介護給付金を受取ることができます。
さらに、要介護状態が悪化し、自己負担分が増えた場合も対応します。保険対象年齢は、40歳~84歳までで、Ⅱ型の場合は要介護度4までです。
Ⅱ型に関しては当面、東日本福祉経営サービスが運営する高齢者施設・住居入居者を対象に販売します。
なお、少額短期保険株式会が破たんした場合、生命保険会社の生保険契約者保護機構のようなセーフティーネットがありませんので注意しましょう。